オリエンタルホテル伝統のカレーを復刻 Sion

神戸オリエンタルホテルのカレーと言えば、知る人ぞ知る名作料理。本家オリエンタルホテルでは平日１日限定10食、先着順という狭き門なのですが、このオリエンタルホテルのカレーを食べられるお店があるんです。

それは西元町のSion（シオン）というお店。旧オリエンタルホテルのシェフ6人がその記憶と舌で再現したものだそうです。

何せオリエンタルホテルのダイニングで食べると3,000円ですから。普通900円で頂けるこちらのカレーをチョイスしますよね。

場所はちょっと辺鄙なところで、元町から少し西側、元町商店街の一本南の通り。元町ケーキの本店の近くです。

お店の前が走水（はしうど）神社になっています。

お店は2013年の3月に出来たばかりで、外装も内装もとてもお洒落。静かな音楽を聴いていると、確かにホテルのダイニングにいるような気分になってきます。

ランチメニューはカレー900円とビーフシチュー1,200円のみ。夜はメニュー自体は同じですが、前菜が付いて800円ほどアップします。

実は以前紹介した洋食屋さんのラミもシェフがオリエンタルホテル出身で、あのお店のカレーがオリエンタルホテルのカレーとして記憶に焼きついています。

で、期待に胸を膨らませて待っていると、出てきました！

この少し濃い目の色。そして一口食べたときに感じる玉ねぎの甘味とコク。う～ん、やっぱりラミで食べたものと間違いなく同じ系譜。これがオリエンタルホテルのカレーなんですね。あまりにも想像通りの一品で納得。

ところで、ひとつだけ注文。ご飯が団子状になっていてイマイチでした。粒がたっていない感じ。なんでだろう・・・。

最後にコーヒーか紅茶が付いて来ています。

この歴史と伝統を継ぐカレーは、神戸らしいという意味では間違い無く、神戸に来られた皆さんに食べていただきたい一品です。

今度は、ビーフシチュー食べに行こう！っと。

お奨め度★

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