リヴィエール・キャレさん7月のお料理です
暑いですねぇ。最近外食を控えていて、グルメ系の記事ネタが厳しいですが、リヴィエール・キャレさんだけは2カ月に一回の定期訪問。これが最近の楽しみになっておりまして。
今月も、というかいつも美味しいですが、今月のお料理はとりわけ素敵だった気が・・・。7月のお料理紹介します。
前菜一品目は「茄子と鰹」のお料理。鰹は暑さが増すにつれ涼を求めて北上します。その旅路の途中、宮城沖でエイヤって捕まえた鰹様。少し水分を抜いて薄くスライスしてあるので、ピンク色。夏野菜の王様ナスのミョウガ風味のマリネとピューレに合わせてあります。少し甘味を感じるのは茄子の甘味だそうで、素晴らしい！！
2品目の前菜はキス。この白身の柔らかい身を揚げる事でほくっとしていていいですね。衣にバジルが混ぜてあるので、ほんのり緑が鮮やか。オイルソースがとても良くあっているし、トマトもアクセントになっていて、美味。
前菜3品目、牛トリッパ（ハチノス）を使ったお料理。あっさりした前菜に続いて、少しコクのあるお料理です。三度豆を使ったフレークで覆われているので、どんなお料理か分からん･･･？写真撮るのもちょっと工夫しなくっちゃです。
お料理自体は、トリッパが凄く柔らかく煮込まれていて臭みもないし、モツ好きの自分にはたまらんです。白インゲンのピュレやクスクスが味に変化をつけていて、これも絶品。
バターかぼちゃのスープ。夏だから冷製。アクセントに黒枝豆、生ハムなども使われています。
お魚料理は、この日はアブラメです。一般にはアイナメと言われますね。キスと同じように繊細な白身の上品なお魚です。そしてソースが川エビのソース。これは抜群ですよ。魚料理はいつも絶品ですが、多分その中でも1,2を争うくらいの完璧なお料理です。
それにしても、これも写真失敗。ほうれん草の葉に覆われて、ほうれん草のサラダにしか見えん･･･
ホロリと口の中で雪のように溶けるレモングラスのシャーベット。
続いてメインのお肉料理は神戸ポークのロース。パプリカのピュレが添えてあります。お肉はたんぱくですが、皮目はパリっとしていていいですね。
新しょうがのブラマンシェとクランブル。紫色のが赤しそのグラニテです。大粒のブルーベリーがアクセントに。しょうがをデザートのメインにするところが、アイデアですね。もちろん、甘すぎず、コース料理の最後にいいですね。
最後はお茶菓子。前回も紹介しましたが、フレッシュハーブティがお奨めです。行かれたら是非試してみてください。
ご夫婦お二人でされているので、4組限定の完全予約制。コース料理一種類のみです。お奨めです。
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