アットホームでスタイリッシュな鉄板焼き　朱蔵

中山手通に2月にオープンした朱蔵（しゅくらん）さんというお店に行ってきました。なかなか満足した時間が過ごせました。

場所はNHK神戸放送局の少し西側。山手幹線沿いのビルの2F。元町駅から歩いて10分位でしょうか。

お店はモダンで質感があって、スタイリッシュ。デートにも安心して使えそうです。

そんな一方で、道路沿いの窓には植物や小物のディスプレイ、コートハンガーの下にはラグが敷いてあるなど、なんとなくアットホーム感が滲み出ているところも好感が持てます。

お奨めを聞くと、蟹味噌ソースのレタスアボガドサラダ、うにと一口おこげ飯の手巻き、明太子バターとじゃが芋の包み焼き。この3品が人気なのだそうで、コースにも組み込まれています。

こちら一品目の蟹味噌ソースのレタスアボガドサラダ1050円。蟹味噌をドレッシングに使うところが面白い。イメージの中で美味しいだろうなぁって想像した通りで、食材のコンビネーションも良く満足の一品でした。

うにと一口おこげ飯の手巻き840円。食材はうにの軍艦巻きとまったく同じですが、ご飯がおこげになっている事で、暖かさが加わって違う食べ物のようでした。にしても、このうに良いもの使われてますね。贅沢な一品です。

明太子バターとじゃが芋の包み焼き880円。こちらも間違いの無い組み合わせですね。

後、追加で注文したのが厚切り豚の鉄板焼き980円。塩味で頂くシンプルな一品。蕪がいいアクセントです。

締めはお好み焼き。ふわとろと普通のものがあって、ふわとろを注文しました。本当にふわふわとろとろ。今度は、普通のお好み焼きも食べてみたいかなぁ。

全体的に料理はおいしいです。相性が良い食材をアレンジで工夫された感じですね。

このお店若いご夫婦で経営されてらっしゃいます。ご主人は九州出身、東京の鉄板焼き屋で働いている時に奥さんと知り合い、奥さんの地元神戸でお店を開く事にされたそうです。

ご主人も奥さんも人柄が良く、いろいろとお話を聞かせて頂き、楽しく過ごせました。アットホームでくつろげる感がいいですね。

開店直後という事で、まだお客さんがついてないようですが、今は人気店になっているお店も最初はどこもそうなんです。あのカセントや、最近予約がとりにくい一押しのリヴィエール・キャレさんも最初は閑古鳥が鳴いてたんです。応援したくなるお店です。

お勧め度★☆

お店の名前朱蔵は、シュクランという言葉はアラビア語でありがとうという意味だそうです。それにオーナーシェフの西田栄蔵さんから一文字とって、あて字でお店の名前にされたそうです。このあたり鉄板焼き激戦区なので、頑張って欲しいなぁって思います。

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