神戸最古の異人館 旧居留地15番館
2016/02/28
神戸市内に残された異人館としては最も古いのが、この旧居留地にたたずむ十五番館です。
1880年頃に建設された、コロニアル様式の洋館ですが、阪神大震災で全壊。全壊と言っても、姿が残っていて危険で住めないというレベルではなく、完全にぺっしゃんこ。
3年後に再建されたのですが、さすがに歴史を感じされる古ぼけた感じは再現できなかったようです。
国の重要文化財に指定されているのですが、民間の建築資材会社ノザワが所有しています。企業ホームページを見ると、トップページに15番館のイメージが大きくでていますね。
当初はアメリカ領事館だったそうで、近年はカフェも営業されていましたが、2012年2月に閉店。今は、外から眺める事ができるだけです。
こういった洋館で、飲食店が営業されるのも神戸ならではと思いますので、洋館内でゆったり過ごせる日が来ることを楽しみにしています。
神戸の旧居留地は明治開港当初、外国人向けの治外法権地区として設計されたもので、126区画に分けて競売されました。nn番館というのは、126地区のうちの何番目かを占めす呼称です。外からだけだとただの洋風建築ですが、玉子の活用も是非検討して
みて下さい。