昭和テイストの老舗明石焼き店 菊兆
2016/02/28
三宮にも明石焼きが食べれるお店があります。
先日北野坂を散歩していて見つけた菊兆というお店。麦とろと明石焼のちょうちんが下がっています。
お店に入ると、昭和の雰囲気満点。壁のベニヤ板。カレンダーもメニューの短冊も。加えて音楽も昭和ミュージック。中森明菜なんかが流れていました。
席に着くと、お飲み物は？って。そうか夜は一杯飲む人が多いんですね。
最初からビールは飲むつもりだったので、ビールを注文。たこわさが付いてきました。
明石焼（明石の地元では玉子焼と言います）は、柔らかめでふわふわ。出汁がかなりあっさりしているので、濃い味に慣れている人には物足りないかも。物足りない人向けに、ソースも置いてあります。
ソースを塗った明石焼きを出しにつけて食べる。これ姫路流らしいですね。
余談ですが、明石焼を食べながらビールを飲んでると、となりの恰幅の良さそうなおっちゃんが話しかけて来られました。自分の持っていたipadの話から会話が弾み、30分位話し込んでいました。
昭和テイストに長年守ってこられた明石焼きの味。遠方から来られた方が、神戸ならではのものを食べたいという時にはお薦めできるお店です。
たこ焼き（大阪）→たこ焼＋出汁（長田）→玉子焼き（明石）→玉子焼き＋ソース（姫路）。東から西へ、たこ焼文化はこのように変化していくらしいです。特に長田と姫路のこのような食べ方は、長年兵庫に住んでいますが、まったく知りませんでした。個人的には出汁＋ソースというのは、・・・ですね。
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