日夜我々の安全を守る 神戸税関

      2016/02/28

フラワーロードを南下して阪神高速をくぐると、神戸税関の本庁舎があります。

神戸税関の歴史は古く、1868年(慶応3年)に徳川幕府が兵庫開港と同時に開設した兵庫運上所が始まりです。その5年後明治政府によって、呼称が税関と改められました。
今の建物も歴史感がありますが、震災後に立て替えられた3代目の庁舎です。

ところで税関って何をやってる所なんでしょうね?

パンフレットを見ると3つの使命があるそうです。

①安全・安心な社会の確保
銃や麻薬などの密輸の取り締まりをしています。麻薬取締犬は現在10匹いるようで、ホームページ上で名前も含め公開されています。

②関税などの適正・公平な課税
輸入や輸出に関わる税の申告が正しく行われているか審査したり、実物を検査したりしています。

③貿易の円滑化
セキュリティやコンプライアンス(法令遵守)管理がきちっとした会社には、税関手続きを簡略化しちゃいましょうというAEO(The Authorized Economic Operator)制度を運用しているそうです。

税関イメージキャラクター
カスタム君
(まんまちゃんに似てる・・・)

上の写真は本庁舎ですが、現場は外国貿易の玄関口となる港や空港に出張所・支所を構えて、日々の業務が遂行されています。身近な例では、海外旅行から帰国時に税関チェック受けますよね。あれがそうです。
税関のホームページを見ていると、密輸摘発実績が公開されています。これを見ると、銃や麻薬の密輸、関税ほ脱(関税のがれ)、偽ブランド品の輸入等に加えて、北朝鮮への不正輸出が結構でてきます。兵器開発につながるようなものや、贅沢品も今輸出が禁止されてるんですね。

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