抜群のコストパフォーマンス　リヴィエール・キャレ

元町駅東口から山側へ5分、鯉川筋と下山手通りの交差点角にあるリヴィエール・キャレというお店。Openしてから約半年、よく前を通るのですが、最初の頃は全然人が入っていなくて、大丈夫かなぁって心配していたんです。

ところが、このお店本当に美味しいという噂を聞き、それではとディナーに行ってきました。

交差点の角にあるので、特に夜は行きかう車のランプや信号が店内からカラフルに見えます。雨が降っていると、余計に幻想的で、フランスの街中にでも居る雰囲気なのです。○○住建や貸店舗の看板が無ければ、尚よいのですが・・・。

この日は予約3組を始め、6組のお客様がいらっしゃって一杯。お客様をお断りされていました。シェフとホールの方と2名で回していらっしゃるので、限界でしょう。

ちなみにお店のホールのお姉さんも以前はシェフだったようで、恐らく料理を通して知り合われたご夫婦・・・？間違っていたらごめんなさい。

頂いたのは2500円のコース料理。この値段でこの内容は驚きです。
（ランチ2,900円、ディナー4,300円に価格改定されています）
①鮎と小芋のアミューズ
珍しい取り合わせ。素材の味を活かしたお料理だと思います。

②ズッキーニのマリネ、グラティネ
抜群だったのが、ズッキーニのグラティネ。焼いたチーズの香りが香ばしくて、妻も絶賛。サラダのソースもすごく美味しかった。

③ゴマふぐの白子とサマートリュフのオードブル
ふぐの白子。少し癖があるので塩が強めです。暖かい大根が使われているのですが、一緒に食べると、白子がとろける感じと、柔らかい大根のスープが絶妙のコラボ！！
また下地のコンソメスープも絶品でした。
でも、こんな料理が2500円のコースに出てきて大丈夫なのかなぁって心配に・・・

④ヒラメのポワレ or 子羊のコンフィ
メインは魚、肉のチョイス。

魚料理はひらめのポワレ。
カリフラワーのムースがアクセントになっています。少し淡白でしたが、いい素材を使われていると思います。

こちらが妻が選択した子羊のコンフィ。
火の通り加減が絶妙です。このメニューは、そこらの高級フレンチのメインに匹敵するか、それ以上だと思いました。

⑤デザート
チーズのムースだったかなぁ、シソ酢のソルベがかかっています。そして暖かいりんごのタルト。味や温度のコントラストが印象的です。

全体を通して、細かな心配りや工夫があちこちに感じられます。

印象に残ったのは、料理の温度のコントラスト。
例えばズッキーニの暖かいグラティエと冷たいマリネ。デザートもタルトがほんのり暖かくて冷たいムースと対照的。ゴマふぐの白子も、白子はほんのり温かいのですが、大根がしっかり熱く美味しいなぁって。

最初に頼んだビールも旨い！プレミアモルツなのですが、泡がきめ細かく、なんか地ビールを飲んでいるような感じ。この拘りはお店のブログでも紹介されています。
http://ameblo.jp/riviere-carre/theme7-10049402872.html

あと脇役のパンも全て自家製。全粒粉のフランスパンとフォカッチャ。料理を邪魔しない素朴な味だけど、美味しいです。

という訳で、妻と2人で絶賛しながら帰ってきました。
このコストパフォーマンスと料理の質なら、これから絶対人気が出ると思います。今のうちに訪れておきたいお店です。

後日、ランチの訪問記事です↓
http://mottokobe.kobeejapan.info/blog-pos-43

お薦め度★★★

お店って入ってみないと分からないですねぇ。ここはずっと前を通りながら、そのうち来ようと言いつつ、機会を逸していたお店です。コースの値段が凄く安かったので、正直あまり期待していなかったんですね。こんなにいいお店なら早く来れば良かったなぁって感じです。

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