豚まん発祥の店 老祥記

      2016/02/28

南京街にある老祥記は、豚まん発祥の店と言われています。お店のホームページによると1915年(大正4年)に中国天津の天津包子という饅頭を日本人に合うように生み出したもだそうです。

場所は南京街の中心地。お店の前にはいつも長蛇の列ができています。ちなみもっと西側みなと元町には老祥紀という店もあります。同じ1915年創業で、遠い親戚のようですが、まったく別のお店です。

ピンポン玉より一回り大きいサイズの豚まんは1個90円。3個単位の販売で、3個で普通の豚まん1個位のボリューム。

皮はもっちりしていて、具は少し濃いめの醤油味、具材の味がストレートな素朴な豚まんです。

何と言っても熱いうちに食べないとおいしくないので、買ってすぐにその場で食べるのがコツ。お土産で持って帰るなら、電子レンジでチンは避けて、手間がかかっても蒸した方が美味しいと思います。

尚、対面に曹家包子館という老祥記プロデュースのお店があって、椎茸入りの豚まんを売っています。見た目は同じですが、具材に椎茸の味がしっかり感じられて、これはこれで美味。何より、あまり待たなくて良いのがうれしい。

人気が人を呼んでいる風にも思いますが、元祖豚まん試してみるのも旅の楽しみかと。

お勧め度

神戸が発祥の物って多いんですよね。コーヒーやバームクーヘン等の飲食品の他、ゴルフ場、マラソン、水族館、映画の上映やボーリング場も日本では神戸が始めてだとか。貿易の中心地だったので、様々な物が神戸を通して、日本に入ってきたようです。

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