Le Coeur Kobe（ル・クール神戸）
2016/02/28
妻の誕生日。毎年恒例のフレンチですが、今年は今神戸で一番満足度が高いホテル、ラ・スイートのダイニング、ル・クール神戸に行ってきました。
ロケーションは抜群、ハーバーランドとメリケンパークの間、ポートタワーのすぐ近くにあります。レストランの窓際は、メリケンパークやハーバーランドの景色。ちょうど写真の真ん中の木に隠れるようにポートタワーがあるのですが、夜は光を放つので、木越しにも存在感を増すようです。
白と黒のシンプルで清潔感のあるインテリアですね。
さて料理は、メイン1品のランチコース4300円。この日は丹波フェアという事で、丹波の食材を利用した料理が特徴的でした。
前菜
上は自分が頼んだ淡路島直送海の幸のサラダ仕立て バルサミコヴィネガー風味そして、下が妻がオーダーのポークのテリーヌ ジュレ添え。
どちらもおいしいけど、想像できる味。きらりと光る個性がちょっと足りない・・・
スープ
かぼちゃのスープですが、ハーブオイルがたらしてあります。独特の香りは確かに感じる事ができました。
メイン
自分がオーダーした丹波鹿の温かいパテ シャスールソース。シャスールソースというのは、エシャロットとシャンピニオン（マッシュルーム）をバターで炒めて、フォンドボーもしくはデミグラスソースで煮込んだもの。鹿の肉は臭みはありませんが、脂分が少なく、少しぱさついた感じ。
こちらは妻の篠山牛と地元季節野菜のポトフ仕立て『ラ・スイート』スタイル。褐色のソースでポトフというイメージとは異なりましたが、牛肉はまさに良く煮込まれた柔らかいものでした。
デザート
自分がオーダーしたティラミスとラムレーズン。ラムレーズンは、かなりラムが利いた大人のテイストです。
妻がオーダーの丹波黒豆のブラマンジェと抹茶アイス。黒豆をデザートに使うところが、珍しいですね。
正直、料理自体は、普通かなぁという事で、妻と意見が一致。なんかこう”うまい！！”っていう料理が無いんですよね。ロケーションと雰囲気は、神戸のフレンチの中でもかなり良い方なので、デートなんかに使うのは良いかもしれませんね。
フレンチはやっぱり贅沢な食事なので、我が家でも妻の誕生日とあと年に1回くらいあるかないか。高いものは美味しくて当たり前。逆に普通に美味しいくらいでは満足できません。これくらいの店になると、やはりきらりと光る何かを感じたいものです。
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