本場長田のそばめし 長田タンク筋
2016/02/28
一人で昼食を食べる時は、取材を兼ねてできるだけ知らない店を探索。
この日も元町から三宮を探索しつつ、さんちかのカツ丼吉兵衛の前を通りかかると、日曜日定休日だったはずが空いてる。でも、大将の姿が見えない。ふ~ん、そういう事か。
不思議に大将がいらっしゃらないと、大好物のカツ丼を振り切る労力も少し下がります。
今日は新店開拓と心に決めながら、目に留まったのが長田タンク筋。良いお店はお客が付いているので、客の入りは一番重要な要素です。
さんちか(正確にいうとさんぷらざ地下)の北側の人通りが少ない通路にあって、殆どのお店が客待ちの中、お客さんが結構入っていました。
店内はお洒落とは言えない普通のお好み焼き屋さんです。ぼっかけ(すじ肉を甘辛く煮たもの)が定番。
テレビ取材が入るのでしょう。サインが並んでいます。中央のサインが太平さおり・かつみ。関西以外の方は馴染みが少ないと思いますが、夫婦仲良くて好きな芸人さんです。
本場長田と言えば、ぼっかけ&そばめし。という事でぼっかけそばめしを注文。そばめしの上に後からぼっかけをかけるんですね。ごろごろと転がっていきます。
半熟玉子が溶けるのが美味しそうでしょ。
神戸では数少ないご当地メニューの一つ、そばめしは正直鉄板の味ですね。誰もが好きなんじゃないでしょうか。
普通に美味しいし、神戸らしさを感じるという意味では、良いお店です。観光客の方にはお薦めかなぁ。
お薦め度★
そばめしという食べ物。最近は冷凍食品でも出ているので、知名度は高まっていると思いますが、発祥は神戸市長田区。昼食をとっていた工員が焼きそばと一緒に手持ちのお弁当のご飯を焼いてと頼んだのが、始まりだとか。今でもご飯も持っていくとやいてくれるところがあるとWikiに出ていますが、見た事はありません。