北野洋館のシンボル 風見鶏の館
2016/02/28
そもそも北野が今の様に観光客で賑わう様になったのは、NHKのドラマ「風見鶏」がきっかけなんです。そんな北野の洋館のシンボル的な存在、風見鶏の館。
場所は、北野町広場の目の前。丁度北野の中心辺りにあり、行きかう観光客や、時々広場で大道芸もやっていて、いつも観光客でかなり賑わっています。
建物は、北野の異人館では唯一のレンガ造り。ドイツ人の貿易商トーマス氏の自宅として建築された事から、旧トーマス邸と呼ばれる事も。
この建物の名前にもなっている尖塔の風見鶏には、風向きを知るという意味の他、雄鳥は警戒心が強いことから、魔よけの意味もあるんだとか。
この家を建築したのは、ゲオルグ・デ・ラランデという、当時日本で活躍したドイツ人建築家で、ドイツの伝統的な様式が取り入れられているらしく、他の異人館と比べると、どっしりとした落ち着きを感じます。
洋館めぐりも似たような感じが多く、飽きてしまいますが、見るならここはお勧めの一つです。
尚、入場料は風見鶏の館だけだと500円、萌黄の館との2館共通券が600円です。
こちらの記事に、風見鶏の館にまつわる歴史上のエピソードをアップしています。興味をそそる話なので是非読んでみて下さい。
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