行きはよいよい帰りは・・・、富士山へ
2016/02/28
ここしばらくブログの更新が滞っていたのは、実は理由がありまして、
なんと、富士山に登ってきました!!
ちょっと、神戸ネタではありませんが、その苦行の様子をレポートします。
富士山登山と言えば、昼頃出て八合目あたりの山小屋で一泊。それで、日が出ないうちに出発し、山頂でご来光というのが定番パターン。
でも我々は山小屋で一泊というのも抵抗があって、早朝に出て、夕方に降りてくるという日帰り登山を決行しました。
朝7時過ぎの河口湖発のバスに乗って、富士山五合目へ。ご来光をみて降りてきた人達がへたり込んでいます。
ちょっと準備でもたついて8:50いよいよ登山開始。ゴール目前の道ですれ違うのは、下山途中の疲れ果てた人々。
六合目、七合目と順調に登っていきます。『六甲全山縦走と違って、登るだけやからちょっと楽やねぇ』とか、調子のいい事を言いつつ。
七合目あたりから少し雨に降られましたが、八合目山小屋までは比較的すんなり到着。山小屋でてんぷらうどんの昼ごはん。
八合目過ぎてから、酸欠のせいか少し頭がふらふらしました。道の脇には高山病で動けなくなっている人もちらほら。最後の急坂が少しきつかったですが、標準時間7時間のところ4時間半で登りきり、13:20頃登頂成功!
頂上に行っても、雲に覆われていて微妙な天気。眺めは終始よくありません。そんな中で、クレーターを覗いた瞬間だけが、晴れていてラッキー!
さて、ここからが大変でした。富士山の本当に大変なのは下りなんですね。大量の石ころがある道を、ジグザグに何往復したか分かりません。延々続く長い下り・・・
これが飽きるし、本当に足にきて疲れるんです!!石がごろごろしていて、何度も滑ってこけそうになるし、実際こけて膝擦りむくし。
結局3時間弱位かかって、五合目の駐車場へ。それでも夕方5時前には降りてきました。
今回登ってみて思いましたが、やっぱり日帰り登山の方がいいなぁって。なにせ暗闇を歩かなくていいし。ご来光だけは我慢しないといけないですが、晴れていたら景色も終始最高だと思います。
六甲全山縦走の登りを全部合わせると、富士山登山と同じくらいになるそうです。違いは全山縦走は特に前半アップダウンがある事。登って降りて、登って降りて・・・。今回は途中楽勝なんて思いましたが、さすがにそんなに甘くはありませんでした。でもまたそんな事は忘れて山に行きたくなるような・・・。