生田の森は神戸中心地の数少ない歴史スポットです
2016/02/28
今日は生田の森について紹介です。
生田神社の山側に遠慮がちに茂る生田の森。航空写真で見ても森という雰囲気はまったくありません。
が、実は歴史上はとても存在感のある場所で、昔は東西に広大な範囲で茂っていて、東はフラワーロードあたりまであったそうです。
生田神社の鎮守の森として知られていますが、歴史上は合戦の地として度々戦いの舞台となりました。
なかでも一番有名なのは源平の合戦。有名な一ノ谷の戦いで、東側、京の都から攻める源氏に西国の平氏が生田の森に陣を張って待ち構えたようです。
この戦いで多くの有力者を失った平氏は、次第に西側ヘ追われて、最後源氏に滅ぼされるわけですね。
今訪れてみると、小道が整備されていて水の流れもあり、都会のオアシス的な空間。歩くとあっという間に通り過ぎてしまう小さなエリアですが、歴史を知って行ってみるとまた感じるものが違ってきます。
生田神社まで行かれたら、是非立ち寄ってみて、歴史を感じるのも優雅な過ごし方ですよね。
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