今年の締めくくりはリビエール・キャレさんで

一年の締めに最高のランチをという事で、迷わずリヴィエール・キャレさんに行ってきました。我々夫婦の間ではリビキャレさんの愛称で呼んでいるベストレストランです。

たくさんのお店を食べ歩くようにしているので、あまり同じお店に行かないのですが、今年は3回目の訪問。新店開拓の合間を縫ってでも繰り返し訪れたくなるんですよね。

そして、もちろん今日も料理は凄く美味しくて、お姉さんの接客も抜群で、一年の締めくくりをとてもHappyな気分にして頂きました。ありがとうございます！

一品目はイタヤ貝のポワレとカリフラワーのムース。

う～ん素晴らしい！こちらのお料理は、塩加減、火の通し加減、温度などが全てが絶妙。だから美味しい。技術が高いのだと思います。
ちなみにイタヤ貝、どこからどうみてもホタテ貝ですが、微妙に違うんだそうで。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q118635726

エゾ鹿のパテです。2種類のルバーブ（野菜の一種）と5種類の大根が添えてあります。

パテも鹿の臭みが無いですし、とても甘い大根との取り合わせがいいですね。お姉さんによると、しぐれ大根、ビタミン大根、黒大根、姫大根、ラディッシュだそうです。

そしてこの木のお皿もお料理を引き立てていますよね。

スープは今日は芽キャベツのスープでした。珍しいですが、とても優しい味です。

魚料理は、カブと島根産イトヨリダイのヴァプール。ヴァプールは蒸すという意味だそうです。
このお料理、ホント素晴らしい！白いカブのピューレと、カブの葉で使ったグリーンのソース。どんな高級フレンチにも負けていません。

そしてメイン、なんと熊です。福井産熊モモ肉の赤ワイン煮込み。

実はコース料理はカモだったのですが、熊が入ったので如何ですか？と言われて、800円アップでオーダー。これ、普通に入手すると物凄く高価なお肉なのだそうです。

十分煮込まれていてとても柔らかく、しかも牛スジのようなゼラチン質があるんですね。ごぼうと人参の2種類のソースも良いアクセントになっていてこちらもかなり満足のお皿でした。

ちなみにワインも熊マーク。PANAMERAというカリフォルニア産のシャルドネ。お姉さんお奨めの一本で、とても香り高くて美味しかったです。

そしてデザート。みかんのタルトランベルセ。
みかんのコンフォート、パイ生地にマーマレード、みかんのムースにアメ。みかんづくしですが、とても手の込んだ一品。甘さも控えめで、あまりフルーツを好んで食べない妻が、これまで食べたデザートで一番美味しいと言っていました。

う～ん、今日のコースはホント素晴らしかったです！これまで何回もこのお店でお食事をして、いつも大満足で帰っていますが、その中でも最高だったかも。

それにしても、このお店は1度として同じメニューが出てきたことがありません。そして、どのお皿も質が高くて、コストパフォーマンス的にも神戸のベストレストランだと思います。
食べログの点数も上がってきたし、カセントみたいに予約が取れなくなってしまわないか心配・・・。

お奨め度★★★

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