神戸最古のイタリアン ドンナロイヤ
2016/02/28
今日紹介するドンナロイヤは創業1952年(昭和27年)、神戸最古のイタリアン。
オーナーシェフのイタリア人ドンナロイヤ氏が旧居留地に店を開いたのですが、震災で店舗のビルが倒壊し、現在の加納町に移転しました。
B1のお店に入ると、はやりのイタリアンとは異なり、いかにも伝統を感じさせる重厚な雰囲気。
お店のスタッフお方も年配の方が多く、このお店で数十年働いています、といった感じの方ばかりです。お客様も年齢層が結構高いように見えました。
さて肝心の食事ですが、この日はカルボナーラとミックスピザを注文。
カルボナーラは太めのパスタにヤギのチーズを使ったもの。かなり素材の味を活かした、余計な仕事がされていないストレートなパスタに感じました。カルボナーラフリークの妻も、すごく美味しいと言っていました。
ピザは厚めの生地です。底がパリパリの食感で、それ以上生地の存在感は感じません。見た目生地が分厚いので不思議な感じ。全体的には食材の味がストレートで、こちらも素朴な感じのピザです。
このお店、サービスもいいですね。きちんと食事の進み具合を見て、料理が一つづつ運ばれてくる。長く待たせないタイミングも良かったです。
ホールの年配の女性の店員さんも余計な事は言わず、でも必要な事はしっかり伝えておられ、ソツがない対応というか、素晴らしいと思いました。
ちょっとどうかな?と思うのはコスト面。パスタが大体2000円弱なので、平均的なお店よりは5割以上は高いです。ワインも結構5000円をきるものは少なく、我が夫婦にとっては痛い。
パスタだけさっと食べて終わりにするか、コストパフォーマンスが良いランチコースがお勧めかもしれません。
お勧め度★