ミシェラン星付料亭の料理長が転身 春慶
2016/02/28
8月1日にオープンしたばかりの春慶という日本料理店に行ってきました。
妻が洋食好みなだけに日本料理に行く事は珍しいんです。今回たまたま行く機会があったのですが、こちらの料理長大河内勇二さんは、ミシェラン一つ星の料亭桂山荘の元料理長。
どんなお料理が頂けるのか、楽しみにしていました。
さて、場所は北野坂を上り山手幹線を超えた山側エリア。パールストリート沿いです。三宮からは歩いて10~15分。
到着してみると、いかにも日本料理店っぽい、洗練された外観です。
こちら料理長の大河内さん。お許しを得て写真を撮らせていただきました。
さて、この頂いたのはコース料理、8000円台のもの。
最初に出てきたのは長いもの豆腐に車海老とアワビを添えた一品。餡にしっかり味がついています。この品だけでなく全体にしっかりした味付けの日本料理です。
オーナーさんとも話をしていたのですが、一般的な薄味の日本料理よりも味を濃くする方が難しいのだとか。
鱧の椀物。こちらはマグロの節でダシをとられているようで、とても美味しい。
大きな大きなふきの葉っぱに盛られてやってきた刺身盛り合わせ。サゴシ、鮎、イカ、タイです。
八寸。トウモロコシの掻き揚げやかぼちゃの茶巾。アナゴ寿司なんかもあります。それにしても日本料理というのは、ことさらに手間がかかるんだそうです。この八寸を見ても想像つきます。
カマスの焼き物。雲丹が添えてありますが、焼いたら雲丹の味があまり感じられなかったのが惜しい。
お料理と一緒に頂いたお酒は三重の而今という銘柄。これ今一番手に入りにくいんだとか。とてもすっきりとした純米吟醸でした。
鮎の焼き物と刺身、骨せんべいの鮎づくし。塩焼きは頭からがぶりといけます。鮎は非常に良いものを使っておられるらしく、とても美味しかったですね。それと骨せんべいが人気でした。
ぶたの角煮。味付けがとても濃いという訳ではありませんが、甘かった。大の角煮好きの妻は美味しいといって食べていましたが、中年男性にはちょっと重い。
お料理の締めご飯ものはひつまぶし。食べきれないので包んでもらって、次の日に家でも頂きました。こちらも少し甘めの味付け。
デザートはフルーツのゼリー寄せと、もう一品(忘れました)
まだ新店らしく、是非感想を聞かせてくださいと料理長。いえいえどれも美味しかったです。味の濃い薄いは好みでしょうね。個人的にはもう少し薄味でいいなぁと思う品が何点かありました。
でも料理に取り組み姿勢はとても熱心で、人柄もとても温厚そうな料理長。頑張って、繁盛させて下さい。
お奨め度★+
日本料理はそれほど食べておらず基準が無いだけに評価が難しいですね。あき吉や紀茂登といった神戸の評判店に行ってみたいのですが。日本料理はあっさありした印象がありますが、最近西洋料理もあっさり目の方がうけるようで、あまり違いは感じられませんでした。
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