コープさんの設立思想は壮大だった

      2016/02/28

神戸人の間で『コープさん』とよばれるコープ神戸。お世話になっている人も多く、自分もその一人なんですが、歴史を調べると、結構面白いんですよね。

コープこうべの前身の神戸購買組合と灘購買組合が設立されたのは1921年(大正10年)。当時は大正デモクラシーといって、世の中が民主主義、自由主義に傾倒していった時代です。

設立に大きく関わったのが、賀川豊彦というクリスチャンの牧師であり、社会運動家。彼は、民主主義を否定し、かと言って社会主義を指示する訳でもなく、新しい社会体制を築く事を目指しました。それが、組合社会主義と呼ばれるものであり、その思想は、

『人格たる人間がお互いに助け合って社会を編成していくような体制でないとダメだ』

という彼の言葉に現れています。
この組合社会主義は、組合から議員を出すことまで想定されていて、社会のもっとも基本的な構成単位としてみられていました。

今お世話になっているコープさんは、こんな壮大な構想から産まれたんですね。

ブログランキ参加中。このランキングがモチベーションになります。
だから1日1回。ポチっと応援願います(#^o^#)。お願い・・・!
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 神戸情報へ
人気ブログランキングへ

 - 未分類