神戸牛ラーメン　吉祥吉

残念ねがら麺ロード全店一斉入替により閉店しました。

さんちかの8番街、丁度センター街のさんちかの入り口辺りに麺ロードという麺屋さん街があります。ラーメン屋は4店だけなのですが、その中の1店舗が神戸牛ラーメン吉祥吉。カウンター10席程度の小さなお店です。

吉祥吉は神戸牛まるごと1頭仕入れが売りの神戸牛専門店。本店の神戸牛コースを始め、神戸牛を使用したステーキバーガー屋さんを南京町に出すなど、多角化を進めています。
本店の記事はこちら↓
http://mottokobe.kobeejapan.info/blog-post_15-16

お客様の入りはぼちぼちといったところでしょうか。この麺ロード自体それ程賑わっている雰囲気はありません。どのお店もとりたてて人気というところはなさそうです。

メニューは神戸牛汁そば（醤油味）850円と、神戸牛べじそば（塩味）750円の2種類。オーダーしたのは、汁そばの方。

普通のラーメンと大きく違うところは、チャーシューの代わりに神戸牛を煮付けたものと、肉味噌が入っている事。神戸牛はとてもやわらかくて味もそれほど濃くはなく、個人的にはチャーシューよりこちらの方が好み。肉味噌もピリ辛で、スープに溶かすとおいしいです。

スープも牛骨からとっているのだと思いますが、すっきりとした甘みのあるスープ。吉祥吉の名物メニュー焼き小龍宝と同じスープだと思います。

神戸らしいという意味でも評価できるラーメンですね。他の土地ではこういうものは作らないでしょう。味も悪くないので、観光客の方に神戸らしいラーメンをというなら、ここが一番だと思います。
次回は、是非べじそばも食べてみたいと思います。

お勧め度★★

神戸と言えば、神戸牛なんですが、その実は兵庫県北部の但馬牛なんです。但馬牛のうちある一定の品質基準をクリアしたものが神戸牛と呼ばれます。各地の名ビーフも但馬牛を産地で育成しているものが多く、淡路牛、三田牛などの県下のブランドの他、近江牛や松阪牛も元は但馬牛なんですね。

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