11月のリヴィエール・キャレさん

      2016/03/17

11月のリヴィエール・キャレさんのお料理、紹介しますね。

ちなみに、3,500円でメインを一品(魚か肉)か、4,000円で両方いただくか。う~ん、最近太り気味だけど・・・。えいっ!両方お願いします!

一品目は、サンマの前菜。プチトマトのペーストを塗ったトースト(と言ってもお煎餅に近いものです)と、フェンネルのクリーム。

様々な食感と、酸味・甘味・塩味など少しづつ異なる味覚を刺激。

こちらのシェフはあまり甲殻類は使われないので珍しいなぁ、と思っていたのですが、やはり甘エビは初めてなんだとか。

北海道産の甘エビは甘くて、口の中でとろりと溶けて絶品です。グレープフルーツやフレッシュな野菜がアクセントになっています。

でも単に並べているだけじゃなくて、オレンジ色の甘エビのクリームソースや甘エビのパウダーも。シェフの得意な同一素材を様々な調理方で一つのお皿に盛るパターンです。

エビの次は香住のズワイガニ。

ホタテ貝のミソのソース、カリフラワーのムースと、スライスされている野菜もよく見ればカリフラワー。

カニは鉄板の美味しさですが、この取り合わせも絶品です。

前回10月末の訪問時にもうスープが次月に変わっていて、蕪のスープだったので、お姉さんが申訳なさそうに、「同じですみません」と言いながら運んでこられた蕪のスープ。

いえいえ。とっても優しいこのスープ、大好きです。それにしても蕪の葉の緑が綺麗な色で出ていますね。

お魚は的鯛(まとうだい)という、魚図鑑によると知っていたら達人級という珍しいお魚。見た目は少しカワハギに似ていますね。鯛よりも身が柔らかくて、美味です。ゴボウのソースもあいます。

みかんのシャーベットです。いつもながらホロリととろけるお口直し。

そのあとはアメリカ産の牛ステーキ。焼き具合が絶妙ですね。綺麗なピンク色です。生のように見えるけど、ほんのりしっかり火が通っています。やっぱり、脂っこい高級牛肉より美味しい、と個人的には思うんです。

秋と言えば栗。この栗はフランス産のものだそうでで。日本産の栗もアレンジして使われています。芸が細かい。

相変わらずお料理は繊細で美味しいですね。これだけ食べても胃もたれのは、お料理自体があっさりしているからだと思います。

次は年明けに伺います。また、美味しいものを食べさせて下さい^^

P.S
このサイトでお薦め度を★でつけてきたのですが、やめようと思います。価値観によってお店の評価って人それぞれですから。

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